感染者 0の数字並びし 朝刊に笑む
待ちに待ったコロナ新規感染者0の数字です。せめて一桁をと願い続けてきました。祈るように朝を迎え、感謝しながら夜を過ごしてきた2年間でした。
感染者が0になるという日々が訪れたのです。「えっ出かけてもいいの?」「えっなんくる家に行ってもいいんですか?」「保育園の庭で園児と一緒に遊んでもいいんですか?」と、緊急事態から解除されても利用者の方々は戸惑いがありました。
長い間の閉ざされた心を解放です。よーんなーよーんなー(ゆっくり)慣らしていくしかなさそうです。閉ざされるということは・・・活動を停止するということ。やりたい気持ちに鍵をかけるということ。心を縛って、興味の対象を遠ざけるということです。
エネルギーの元になるガソリンの補給が必要なのかもしれないと思いました。長い間押し入れの奥に眠っていた楽器にも調律が必要なように、心の調律も必要なのかもしれません。どうぞ、自分のペースで整えてください。そして、自由になんくる家をお使いください。
さて、なんくる家では、育てにくさを感じながらの子育てや、戸惑いや葛藤を抱えながらも前向きに生きている方々が語り合う場があります。それは『語やびら』という親の会です。その集いが100回を超えました。月一で行われていますので、ずいぶん続いたことになります。
この会では、近況報告をしながら、見えてきたことや子どもの変化、そして親として乗り越えてきたことで見えてきた明るい希望が語られるのです。経験しないと得られなかった情報の交換もあります。教え合ったり共感したり共に喜んだり。そして熱い涙を流したりする場です。
そこで、このお便りを読んでくださっている方にお誘いです。子どものことで悩みを抱えている方、自分自身の葛藤を抱えている方、一度「語やびら」に来ませんか?肩の荷を軽くしに立ち寄ってください。予約は要りません。
支援・・・言葉にするととても大きな仕事に見えますが、私たちは人と人が織りなす雰囲気作りのお手伝いをしているだけです。どうぞ、色々な人に会うのが苦手な方も、ただ庭のガジマルの木の下で佇むのも良し、親子でブランコに揺られるのもいいものですよ~
12月は子どもたちにとってはサンタさんへの夢が膨らむ月ですね。私は個人的には夜の街散歩?
ワインの一人飲み?を密かに楽しみにしています。 園長石川